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美の原点発見「源氏物語」の香と色と言葉

BUNKAファッション・オープンカレッジ『美の原点発見「源氏物語」の香と色と言葉』を受講しました。


文化服装学院は、NHKの朝ドラ「カーネーション」で紹介されたように、コシノ姉妹を初め世界で活躍する数多くデザイナーを輩出している学校ですが、そんな有名校で、誰でもが学べるのが、BUNKAファッション・オープンカレッジです。


今回のテーマは、「香染」。


講座は、香りの老舗「日本香堂ホールディングス」特別顧問である稲坂良弘先生の、香の基本講義から始まりました。


「香は、聞くものであり、纏(まと)うものである。」というプロローグ。沈香や白檀といった香木の種類、香木のでき方。飛鳥・奈良時代の「香伝来」、平安時代の雅な使い方、鎌倉時代の武士の利用、室町時代の「香道」確立、江戸時代の隆盛までの香文化の変遷。等々を、説明いただきます。
先生は、劇作家、CMディレクターとしても活躍とのこと。よどみのない名調子に、その場面が目に浮かびます。


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そして重なり合うテーマの、「源氏物語」の説明に移ります。「源氏物語」が宮廷内の読み聞かせによって発表の場を得ていたこと、また、男女の出会いと別れの機微のほか、身分や性格、心理状態などを読み解くパスワードとして、「香」が、数多くの場面で使われていること、を解き明かされます。


「源氏物語」は、千年も昔の「香」を一緒に聞くことで、千年も昔のその男女の気持ちと共感し、同情することができます。「文字」から見える物語に、「香」という五感の一つも加わった劇空間として楽しむことができました。


続いて、世田谷の他、奄美大島でも香染工房を持たれている佐藤幸香先生より、いよいよ「香染」の説明です。香りから美しい色を導き出し絹糸に染め、衣にして身に纏えば、体温であたためられたその色からは再び元の芳香が漂うという「香染」の存在は、「源氏物語」で語られています。佐藤先生は、この「香染」を現代に再現した日本で唯一人の染織作家です。


普通の草木染めは植物の葉や根を煮出すのですが、「香染」では香が飛ばないよう、香と水で染(し)める=浸す、ことで色を出すらしい。母が娘にその工法を伝え、娘は思う人のため、気持ちを込めて色(香)を染める。香色の種類に、「焦がれ香」があるが、今ではこげ茶色と言われているが、「焦がるるまで染める」という気持ちを元々は表すものであったといいます。


一部を水でぬらした、「香染」で染めた糸の束を回覧して下さいました。乾いている部分は香りがしませんが、ぬれた部分は香りがします。体から出た汗が、香染の糸を濡らし、芳香が漂います。すれ違う相手に、追い風を用意するって、こと。なんて素敵な文化でしょう。


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感動したのが、染め方を尋ねた受講生の質問に答えた、佐藤先生の言葉。
「その時にめぐりあった時、瞬間の、『草木が出したい色』を出しなさい。」

ああ、日本の匠です。


(当時の香文化を表す『枕草子』の一節)
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心ときめきするもの
よき薫物(たきもの)たきて、一人臥したる
頭洗ひ、化粧じて、香ばしう染(し)めたる衣など着たる
ことに見る人なきところにても、心のうちはいとをかし。


※香りは、紫式部や清少納言ら宮廷の女官たちのマインドフルネスとしても、機能していたのですね。


大学の公開講座で「源氏物語」は定番で、実際に学んでいる方もいらっしゃると思います。受講している講座とあわせて、当講座で、色と香のパスワードの基本知識を学んでおくと、随分と鑑賞に奥行きと幅が出るのではないでしょうか。
また、これから読んでみたいと思っている方(私もそうですが)は、当講座を受講すると、源氏物語の読み方・楽しみ方が格段に高まるでしょう。お勧めです。


※今期に受講できる残りの講座(1回ずつでも受講可)

美の原点発見!「源氏物語」の香と色と言葉


11月15日(火) 10:30~12:00


http://www.second-academy.com/lecture/BFG10084.html


1月31日(火) 10:30~12:00


http://www.second-academy.com/lecture/BFG10083.html


※大学で受講できる「源氏物語」一覧


http://www.second-academy.com/lecture/lecList/?keyword=%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E&srchType=and&log=1


(文責:セカンドアカデミー株式会社 佐々木偉彰)


セカンドアカデミー公開講座「引き算する勇気X禅的経営」

 セカンドアカデミー10周年記念公開講座・会社を強くする逆転の発想「引き算する勇気X禅的経営」を、同志社大学東京サテライトキャンパスにて開催しました。

 私より協賛の大学のキャンパス・講座を参加者に紹介した後、静岡県立大学経営情報学部教授の岩崎邦彦先生より「引き算する勇気」の講演、その後、アイエスケーコンサルティングの飯塚保人先生より「禅と経営」のワンポイントゼミを行いました。

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<講演、ワンポイントゼミ要旨>

・ビジネスでは、引き算により、本質的な価値が引き出され、顧客をひきつけることができる。

・坐禅では、まず息を吐くこと(=引き算)からはじめる。
吐ききると自然に、新鮮な空気が自然と入ってくる。
無心に呼吸を繰り返すことで、本来の自己(=本質的な価値)が、活き活きと姿を現す。

・「引き算」は、坐禅、ビジネス、個人のキャリア形成、人格形成全てに応用できる。

・「照顧脚下」、目の前の仕事を一所懸命することで、仕事を変えても、前の仕事と、次の仕事が掛け算になる。

最後の両先生の対談の最後は、60歳から乗馬を始め、65歳でCDデビュー、今年の夏も「相馬野馬追」で、日日をイキイキと生きる、飯塚先生のお話で締まりました。

セミナー参加人数 93人
懇親会参加人数  41人

盛況の中、終了。受講生の皆さま、岩崎先生、飯塚先生、同社大学オフィスの皆さま、スタッフの皆さま、ありがとうございました。


『こいつぁ春から縁起が良いわい』

「こいつぁ春から縁起が良いわい」な2015年にしようと
新年早々、国立劇場の初春歌舞伎を観てきました。


この日、この場所で着ないでいつ着るの?というくらい会場は着物姿の方がいっぱい。


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演目は「通し狂言 南総里見八犬伝」です。
「犬」の名前をもつ八犬士が登場するファンタジーな歴史小説を
エンターテイメントに見せるお正月っぽい内容です。


一番の見どころは芳流閣の屋根の上での立ち回り。
回り舞台で、あっちの屋根、こっちの屋根で
尾上松緑さんと尾上菊之助さんが大勢の捕り手と戦います。


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実はこの捕り手の中に、息子がちょっとだけ出演してます。
(「御用だ!御用だ!」の役です)
花四天(はなよてん)といって赤い鉢巻きに 赤い襷(たすき)をして
梯子を持って、元気いっぱい走り回ってました。


25日間毎日休みなしでの出演は、チョイ役でも大変そうです。
駆け出し頑張れー!


来年は私も着物姿で観劇したと思いました。


【関連講座】
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*★* 日本文化に学ぶカラーコーディネート 和の色にみる日本古来の感性
 http://www.second-academy.com/lecture/KNG12500.html
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オリンピックの年を目指して英会話スタート

2015年 あけましておめでとうございます。


これまでも何十回となくチャレンジして挫折した「英会話」。
2020年のオリンピックに向けて、再チャレンジを開始しました。


今回は、続けるためのインセンティブを工夫しています。


英会話募金を開始(右)しました。一回めにつき、100円。
貯金でなく、募金なのがミソ。
自分の為でなく、誰かのためになることを励みに、学びます。


※ちなみに、左は、昨年始めた坐禅募金。順調。

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目の不自由な方を素敵にサポートできる動画作成プロジェクト、プロジェクトが成立しました!

クラウドファンディングサイト「READYFOR?」でご支援を募っていた「目の不自由な方を素敵にサポートできる動画セミナープロジェクト」、おかげさまで、目標金額500,000円を大きく上回る658,000円を達成し、プロジェクトが成立いたしました!

お力添えくださったみなさまに、心から御礼申し上げます。


今後のプロジェクトの進捗についても、「READYFOR?」の下記プロジェクトページにて、随時ご報告してまいります。
https://readyfor.jp/projects/second-academy/announcements

クラウドファンディングサイト「READYFOR?」にて、目の不自由な方を素敵にサポートできる動画作成プロジェクトへのご支援を募集中です!


セカンドアカデミーが、クラウドファンディングサイト「READYFOR?」にデビュー!!

~街で目の不自由な方に出会った時、誰もが自然に素敵にサポートできるようになるために、動画セミナーをつくりたい!~

 という趣旨で、動画制作プロジェクトを企画!
 「READYFOR」にて支援の募集を始めました。

 みなさまのお力添えを、よろしくお願い申し上げます♪


 ≫ READYFORのプロジェクト紹介ページへ(画像をクリック) readyfor.jpg

「大学×地域」 第3回セカンドアカデミーmini交流セミナーを開催

去る6月6日(金)、「大学×地域」をテーマとしたmini交流セミナーの第3回を開催いたしました。

今回は、杏林大学地域連携室長・外国語学部准教授の古本泰之先生を講師にお招きし、「杏林大学の地域連携の取り組み ~大学COC事業とキャンパス移転の中で~」とのテーマでお話しいただきました。


「大学×地域」というテーマにとって、エポックメイキングとなった、文部科学省の「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」。初年度の平成25年は、319件の申請のうち採択が52件、私立大学に限ってみれば164件中14件という結果でした。

その中を、杏林大学は採択校の一つとなり、「新しい都市型高齢社会における地域と大学の統合地の拠点」というテーマのもと、地域との連携を進めています。
また、八王子キャンパスの三鷹市への移転(2016年4月)という大きなプロジェクトも進行中で、大学COC事業だけではなく、三鷹市との連携の深化をはじめとした、自治体との新たな関係構築も大きなテーマとなっています。

それらのトピックについて、古本先生からは、これまでの経緯や事業計画の説明にとどまらず、実務上の諸課題の解説や、業務の中でご苦労されたエピソードなども交えた、貴重なお話を伺うことができました。


また、ご参加のみなさまは、前回同様、大学との連携に関心を持つ、行政・NPO・企業の方が多く、大学と連携してどのように地域を盛り上げていくかについて、懇親会の間中、熱心な意見交換が繰り広げられました。

今後は、四半期に一度のペースでの開催を予定していますので、次回は9~10月の開催になるかと思います。
これから一層の盛り上がりが期待されるこのテーマ、次回もぜひご期待ください。


<参考リンク>
 ≫ 杏林大学「地(知)の拠点整備事業」
 ≫ 杏林大学 井の頭キャンパス開設


【当日の模様】

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会場風景


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古本泰之先生


<前回の記録>
 第2回 セカンドアカデミーmini交流セミナー (2013.11.26)

第1回「大人の学び川柳コンテスト」の入賞作品を発表!
最優秀賞「エステより 学びが妻を 輝かせ」

こんにちは、セカンドアカデミーの米川です。

明治大学リバティアカデミー、首都大学東京オープンユニバーシティなど31校の協賛のもと、4月1日より作品募集を行っていた第1回「大人の学び川柳コンテスト」、その入賞作品を決定いたしました!

このコンテストは、学びの中で感じたこと、講師や仲間との触れ合い、キャンパスの風情など、大学公開講座ならではの魅力や楽しいエピソードを、5・7・5で表現していただくというもので、2014年4月1日~5月18日の募集期間中、WEBサイトとFAXから、合計1,468句の作品が寄せられました。

入選ついては、運営事務局での審査と協賛校からの投票に基づいて選定し、下記の特設ページにて公開中です。
最優秀賞・協賛大学賞 各1句、入賞 25句の作品のほか、応募状況のまとめ・作品の分析なども掲載していますので、ぜひご覧ください。

≫【特設ページ】 http://www.second-academy.com/about/senryu/index.html

≫【プレスリリース】 http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000009891.html

セカンドアカデミーでは、本コンテストの第2回企画をはじめとして、大学公開講座の魅力発信のためのキャンペーンを、今後も実施していく予定です。
もし、「こんな企画を」というアイデアがありましたら、ぜひお寄せください。


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「大人の学び川柳コンテスト」続々と作品が集まっています!

4/1からスタートした新キャンペーン、「大人の学び川柳コンテスト」
おかげさまで、すでに200句を超える作品をお寄せいただいています!!

締切までまだひと月以上ありますので、みなさんの素敵な、あるいは捻りの効いた、あるいは大爆笑の、5・7・5を、お待ちしておりま~す\(^^)/

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第1回「大人の学び川柳コンテスト」、作品募集中!!

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このたび、セカンドアカデミーでは、明治大学リバティアカデミー、首都大学東京オープンユニバーシティなど31校の協賛のもと、第1回「大人の学び川柳コンテスト」を開催することになりました!

大学公開講座や大学通信教育課程など、社会人になってからの大学での学びで得た思いや気づき、感動や笑いや出会いなど、みなさまの様々なエピソードを、ぜひ5・7・5で表現してみてください。

≫ご応募は、セカンドアカデミーTOPのバナーから
  http://www.second-academy.com?pcd=blog/

≫プレスリリース[PDF 1.8MB]
  http://blog.second-academy.com/news/20140331_pressrelease.pdf


(メルマガ読者&ブログをご覧になった方限定!詠む際のポイント)

 川柳としての良しあしだけでなく、講師や仲間との交流、受講をきっかけに生まれた地域のご縁など、公開講座の魅力が、未体験の方にもわかりやすく表現されている事が大切です。

国立音楽院(世田谷区)の情報掲載をスタートしました

4月15日より、新たに国立音楽院 (世田谷区池尻 3-28-8)の講座情報掲載をスタートしました。

国立音楽院、こくりつ?くにたち?、と読みに悩みますが、創立の地である「国立(くにたち)市」にちなんだ名称です。
様々な楽器の奏法から、メンテナンス技術、音響や音楽療法、幼児リトミック指導員の養成など、なんと!年間180を超える科目を展開しています。

最近では、音楽の道を志す若者だけではなく、現役社会人やシニア層が、科目単位で受講するケースが大変増えています。
その目的は、趣味の楽器を究めたいというものから、ピアノ調律やリトミックを身に付けて仕事に活かしたいというものまで様々。

音楽を新たに始めたい方、社会人になって縁遠くなっていたものを再開したい方、継続しているものをより深めたい方、要チェックの新着校です。

国立音楽院の掲載情報一覧

※現在は4‐5月の体験講座の申込・資料請求受付、総合パンフレットの資料請求受付のみですが、今後、各学科・科目の情報を追加掲載していきます

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