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鶴見大学生涯学習セミナー「古典芸能を体感してみませんか 敗者の声をきく」

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 2018年10月1日(月)に「古典芸能を体感してみませんか 敗者の声をきく」を受講しました。
 当然かもしれませんが、若い頃は古典芸能(能)には何の興味も持っていませんでした。そのうち雅楽の調べを聞いて、なんとなく古典芸能に興味が出てきました。しかし、歌舞伎でも同じですが独特のセリフやリズムにはついていけず、気にはなっても特に何もせず過ごしてきました。
 還暦も過ぎ会社も定年退職したので、若い頃から新しい知識を得るのに興味があったので大学や自治体が開催している各種生涯学習講座を受講し数年経過しました。その間受講した生涯学習講座の中には、自分が思った内容と違ったものもありました。でもこの講座は、1日講座であったので受講してみました。


 講座は、400名位入れる会場で開催されました。参加者数は、40名程度でその内2/3位は女性でした。参加者の多数は受講経験者のようで、私のような初めての人はほとんどいませんでした。尚、写真は撮影・録音が禁止されましたので講座会場の案内板です。
 この講座は、能について三つある講座(仕舞の初級/中級と揺(うたい))の合同講座でした。講師は、能楽師二人(喜多流・シテ方と下掛宝生流・ワキ方)とコーディネーターの三人でした。
 最初の30分間は、コーディネーターが古典芸能についての考えを話されました。その後コーディネーターが能楽師に演技についての体験談や失敗談・苦労話等次々に質問し能楽師がそれに回答するという対話になりました。その中で、シテ方とワキ方の役割の違いや流儀の違い(流儀は、シテ方は五つ、ワキ方は三つあるとのことです)等の説明があり、またプロでもいろいろ苦労されていることを話されました。
 1時間経過した後5分程度の休憩を取りその後能楽師の演技・説明が1時間続きました。演技は、ワキ方の隅田川と平家物語の藤戸、次にシテ方とワキ方での羽衣白龍でした。能については、多少テレビで見たことがありましたが、生の能楽師の声を初めて聞きました。その力強い声量には驚きました。相当腹筋を鍛えていないとあのような声を出せないと思いました。また、独特なリズムや口調も心地よいものでした。でも意味は理解できませんでしたが。


 能楽師から能を楽しむ為に次のアドバイスがありました。
 ・能の面白味を得るには、あらすじ・ストーリーを事前に調べておく。
 ・わかろうとするのではなく、何かを感じてもらいたい。
 ・自分も参加しているつもりで観る。
 ・舞台の空気を共有する。
 ・演技後の拍手は余韻を残すためしない方がいい。
 等々


 いつもなら2時間の講演はたまに眠くなることがありますが、今回はあっという間に時間が過ぎました。


 能についての知識が少ないのでまだ敷居が高いという感じですが、今回の受講で多少は理解でき、今後能を観覧したり講座を受講してみたいと思いました。能は謡(うたい)と囃子(はやし)を伴奏に舞踊的な所作でストーリーが展開する歌舞劇で、継承されている演劇としては「世界最古」といわれています。また、ユネスコの世界無形文化遺産に指定されています。能は、猿楽や田楽から能になり、それが歌舞伎等に変化していったとのことです。郷土芸能は後継者がいなく廃れていっていますが、日本の古典芸能は世界にも誇れるものと思いますので、いつまでも受け継がれてもらいたいと思います。
                                    以上

(文責:すすいが 60代・男性)

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