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若かりし時の「考古学者になりたい」夢を、50代から再開。全国の遺跡の実地踏査、ブログでの独自説発信など、素人ならではの古代史構想学を楽しみ始めました。さて、いきつく先はどこなのでしょうか?

男50歳からの古代史構想学(2) 邪馬台国の研究は推理小説から

こんにちは、古代史構想学の第二回目、古代史を勉強中の大和健です。


前回の記事では私が古代史や考古学の道に進むことを諦めた経緯を書いたのですが、実は大学を経て社会人になってからもその方面への興味が失せることはなく、関連する本を読み続けてきました。
謎解きが好きな私が若い頃によく読んだのが邪馬台国や卑弥呼を題材にした推理小説です。
先日、大阪の実家に帰った時に本棚を探してみるとこんなにありました。


 「邪馬台国殺人考」 長尾誠夫
 「『邪馬台国の謎』殺人事件」 木谷恭介
 「『邪馬台国の謎』殺人事件」 深谷忠記
 「邪馬台国の殺人」 中津文彦
 「『マ』の邪馬台国殺紀行」 荒巻義雄
 「卑弥呼殺人事件」 阿井渉介
 「卑弥呼塚殺人事件」 島田一男
 「邪馬台国はどこですか?」 鯨統一郎
 「卑弥呼伝説地に降りた神々」 井沢元彦
 「邪馬台国殺人旅情」 斎藤栄
 「卑弥呼の殺人」 篠田秀幸
 「『古代四国王朝の謎』殺人事件」 吉岡道夫
 「幻の騎馬王朝」 邦光史郎
 「箸墓幻想」 内田康夫
 「陸行水行」 松本清張
 「邪馬台」 北森鴻・浅野里沙子


邪馬台国や卑弥呼は作家にとっても謎解きの興味をそそられるネタなのでしょう。
井沢元彦氏、松本清張氏は専門家顔負けの古代史研究家と言って間違いないと思います。
読者の皆さん、もしも今から邪馬台国や卑弥呼を勉強してみようという方がおられたら、専門的なことはさておき、こういうところから入るのもアリではないでしょうか。


実家にはこれらの他にもたくさん(数十冊くらい?)の本がありました。
ただ、これだけの数を読んだにもかかわらず、当時はまだ自分の仮説もなくただただ興味にまかせて読んでいただけなので、内容については一片の記憶も残っていません。
だから時間がある時にもう一度読み直してみようと思っています。


私は2013年の年明け頃から少し真面目に古代史への取り組みを始めました。
その年の夏、とあるコミュニティで旅行に行くことになり、その企画を二人の仲間と一緒に考え始めたのがきっかけです。二人とはいわゆる飲み仲間で、古代史を話題に飲むこともよくあって、そんなことから旅行の企画が始まりました。


旅の行き先は宮崎、コンセプトは神話の里を訪ねる旅。企画を練り上げる中で、旅行までに魏志倭人伝を暗記しておくこと、邪馬台国について自分の考えをまとめておくこと、という課題が決まったのです。
これが1月頃のことで、少なくとも二人よりも詳しいと自負する私は旅行までのおよそ半年、かなりの時間を魏志倭人伝や邪馬台国に費やすことになりました。
このとき、30年以上に渡って封印してきた古代史への想いが心の底から溢れ出てくるのを感じました。


実はこれとほぼ同じタイミングで異動の内示を受けていたのですが、これが会社にとって最も重要と言っても過言でない組織への異動内示でした。
本来であればその方面の勉強を始めるべきところでしたが、一度騒ぎ出した血は収まるはずもなく、仕事の勉強はついつい後回しに。


そしてこのときに自分の考えを「邪馬台国畿内説を論証する」と題するレポート(A4で11枚)にまとめました。
そうです、私は邪馬台国畿内説を採っております(が、その邪馬台国が大和政権になったとは考えておりません)。
今回の機会にあらためて読んでみたのですが、このときに書いたことが今でも自分の仮説の骨子になっていることが再確認できました。そのときに参考にした主な書籍を以下に紹介しておきます。


 「天皇家のふるさと日向をゆく」 梅原猛
 「出雲神話の誕生」 鳥越憲三郎
 「古代史9つの謎を掘り起こす」 関裕二
 「『日本神話』の謎と真実」 三浦竜
 「日本古代史を科学する」 中田力
 「『出雲』からたどる古代日本の謎」 瀧音能之
 「古事記と日本の神々」 吉田敦彦
 「出雲と大和 古代国家の原像をたずねて」 村井康彦
 「蘇我氏の正体」 関裕二
 「邪馬台国は甦る!」 木谷恭介
 「吉備の古代史」 門脇禎二
 「古代天皇はなぜ殺されたのか」 八木荘司
 「『古代日本』誕生の謎」 武光誠
 「王権誕生」 寺澤薫
 「邪馬台国をとらえなおす」 大塚初重
 「邪馬台国の候補地 纏向遺跡」 石野博信
 「歴史群像 特別編集『最新 邪馬台国論』」 学研社
 「歴史法廷 特集『邪馬台国はここにある』」 世界文化社

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※(割り込みですみません)実は、古代史も好きな編集長佐々木のオススメ3冊
『古代史を科学する』 有名な脳科学者である、中田力氏が、魏志倭人伝の記述から邪馬台国の場所を解き明かす。キラリと光る古代史構想学。邪馬台国日向説。これを読んで、古代史実地踏査、高千穂ツアーが始まりました。
『古代史 9つの謎を掘り起こす』 東の井沢元彦、西の関裕ニ。関裕ニの大回転的な邪馬台国論の入門編としては、最適。邪馬台国北九州説だが、高千穂への天孫降臨、神武東征と続き、大回転します。
『出雲と大和』 なんと言っても、魏志倭人伝に書かれる、邪馬台国の「四官」の解釈は、超オリジナル。また、出雲から大和につづく、磐座信仰。これを読むと、三輪山に登らずにはいられない。
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難しい専門書の類はひとつとしてなく、どれも文庫、新書、雑誌です。素人は素人らしく背伸びをしないこと


今回は本の紹介のようになってしまいましたが、次回は宮崎旅行を紹介したいと思います。

大和 健(やまとたける)
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ブログ:古代日本国成立の物語
http://blog.goo.ne.jp/himiko239ru

男50歳からの古代史構想学(1)おやじバンド、諦め、古代史に夢を

皆さん、初めまして。わたくし、大和健(やまとたける)と申します。


これから「男50歳からの古代史構想学」と題して、50代も半ばを過ぎてから古代史の研究にのめり込むことになった背景やその実態を綴って参ります。
サラリーマン人生の終末期を前にして未だ第2の人生の過ごし方を決め切れずに右往左往する姿を、古代史謎解きとともに楽しんでいただければ幸いです。


さて、世の中では数年前から「おやじバンド」が流行っています。会社の先輩にもはまっている人がいて羨ましいと思ってみています。


中学2年になった頃にいとこからクラシックギターを譲ってもらい、フォークソング、ビートルズ、ベンチャーズなんかを我流で弾いていました。
文化祭では上級生が体育館でコンサートをやっていて、来年は自分もやりたいと思って仲間とバンドを組みました。
翌年、体育館が建て替えのために使用できなくなるというアクシデントにもめげず、先生に相談して校庭での開催にこぎつけ、本番では友達から借りたエレキギターでベンチャーズとビートルズを何曲か演奏し、締めはチューリップの「心の旅」だったと記憶してます。
文化祭が終わると3年生は受験にまっしぐら。バンドは解散し、ギターを手にする機会は激減しました。
そして高校入学後はもう一度ギターをやりたいという気持ちを押し殺して勉学に励み、結局そのままやめてしまいました。だからおやじバンドが羨ましいのです。
だったらやればいいじゃないか、という声が聞こえてきそうだけど、自分の腕前ではムリなのはよくわかっているのです。

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最後の曲が「心の旅」だった。青春の1ページ


おっと、古代史の話を書くつもりがいきなり違う話を長々と書いてしまいました。
そんなことでギターをあきらめた私ですが、実はもう一つあきらめたことがあるのです。
それが古代史への想いです。小学校6年生のときの作文に「考古学者になりたい」と書いたくらいなので、こっちのほうが本気度が高かったかもしれません。
小学6年の社会の勉強で邪馬台国や卑弥呼を習ったときに、なんともいえない興味を覚えたのです。子供の頃から謎解きが好きだったので同じような感覚になったのでしょうか。それ以来、歴史の勉強が大好きになりました。


高校でギターをあきらめてまで勉強に精を出した私ですが、考古学者や歴史学者になりたいという気持ちは細々ながら持ち続けていました。当時のいわゆる共通一次試験(今でいうセンター試験)の社会の科目選択では最も点数が取りにくい組み合わせと言われていた「日本史」と「世界史」で受験することを早々に決めて受験勉強に励みました。そして、いよいよ受験する学部を決めるときになって少し考えました。古代史や考古学をやるなら文学部。
しかし、ここで子供の頃から親に刷り込まれてきた「いい大学に入って、いい会社に就職する」という価値観に負けてしまったのです。受験した学部は経済学部や法学部。結局、ここでも自分の夢をあきらめてしまったのです。


いい大学に入って、そこそこいい会社に入った私のサラリーマン人生は概ね満足のいくものでした。だから、あのときの選択が間違っていたとは全く思わないのですが、そのサラリーマン人生もいよいよゴールが見えてきました。おやじバンドは無理だけど、古代史なら今からでも楽しめる。自分の考えを本にして世の中に送り出すこともできる。それって凄くない?

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ディテールの研究は専門家に任せる。古代史の骨格を構想するのは私たち素人。



そんなことで4年ほど前から取組みを始め、一昨年の秋頃からいよいよ本格的になってきた古代史研究。仕事そっちのけで没頭することもしばしば。昨年の夏から自分のブログでの発信も始めました。第2の人生の入り口に立って、少しばかりワクワクしながら好きなことに取り組む様子をお伝えできればと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

大和 健(やまとたける)
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ブログ:古代日本国成立の物語
http://blog.goo.ne.jp/himiko239ru

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