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コンコルドから、ゆるく勝手に学ぶ経済学

今週もみなさまお疲れ様でしたっ!
今週から毎週お届けすることになりました。よろしくです。
私の記事は、裏付けはなく、何となくそう思っちゃっただけというのが多いので、基本的にまぢめなところでネタとして使わないようにお願いしますね。飲み屋の話題程度にお使いください。

週末担当という点もありますので、そんな堅苦しい話しても意味がないと思うので、とびっきりゆる~い ビジネスにもほとんどかかってないような話でお届けしていきたいと思います。皆さんも気軽にゆるく見 てくださいね。

AirFranceConcordeさてさて、記念すべき第1回目は、商品コストとニーズのネタです。

「超音速旅客機コンコルドが墜落」
今日は2000年にコンコルドが墜落事故を起こした、まさにその日です。あのニュースを見たときは、ちょっぴり感慨深いものがありましたよね~。
コンコルドと言えば、次世代航空機戦争の中心商品でもありました。

 「大量輸送」vs「超高速輸送」、さあどっち?

結果としては

 「早いにこしたこと無いけど、それで搭乗料金が倍になるなら遅くてもいいわ」

というような意見が主流になって、スピードよりもコストが選ばれ、大量輸送側が勝ったわけです。
大量輸送側は、人以外も大量に運べるから、その分、1回におけるイニシャルコストをいろんな荷物で割 れるので、一人一人に上乗せされるコストは安くなる。一方高速な方は、人数も大きい荷物も運べないので、イニシャルコストがそのまま乗客に乗っかってくるので高くなる構図だったわけです。
コンコルドの「高速さ」は、まあそこまで多くは求められていなかったというところでしょうか。

 「ニーズ」<「コスト」

という図式になってしまった場合、いかにして

 「ニーズ」≧「コスト」

に近づけられるかが勝負所なんでしょうね。
最近の商品で言えば

■ゲーム
  PS3 vs Wii
  ゲームには高画質よりもやはり「ゲーム性(楽しさ)」を実現したWiiが今のところ勝っている?

■次世代ディスク
  ブルーレイ vs HDD
  安価さより、より「高画質で保存したい・見たい」というニーズが勝って、ブルーレイの勝ち

という例がありましたね。特に高い方のブルーレイが逆転勝利したのは記憶に新しいけど、やっぱり、求めているニーズが圧倒的に多かった高画質(高画質じゃなくてもいいなら今のDVDで位イヤって話になるし)にこそ商機はあったんですねー。
これらもまあ、いわゆる「ニーズ」がどこにあるか、またそのコストの許容ラインはどこなのかで勝敗が分かれていったような気がします。全部憶測ですが(笑)。ゆる~くご参考ください。


最後に。
私は、密かにPS3には期待していますよ(^○^)b


※昔に開催された商品開発関連講座ってこんなものもありました。次まで待てないっ。
 http://www.second-academy.com/lecture/WSD11827.html
 http://www.second-academy.com/lecture/WSD12983.html


写真出展:ウィキペディア(Wikipedia)

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