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明治大学★福井県連携講座@神保町

福井県と明治大学の連携講座「戦国から江戸・幕末へ~福井のうつりかわり」に
参加しました。


明治大学の創始者の1人矢代操先生が、越前の国(現在の福井県)鯖江藩のであることから、
企画された4回コースの講座です。


https://academy.meiji.jp/shop/commodity_param/ctc/60/shc/0/cmc/10260005/backURL/+shop+main


私自身、福井県鯖江市の出身であり、大変興味深く講座を受講しました。


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まず、落合弘樹先生(明治大学教授)が鯖江藩主間部詮勝の解説をしていただきました。


 ・奏者番として、11代将軍・徳川家斉に使えた後、水野忠邦から疎んじられ老中を辞任する話。
 ・その後、井伊直弼に請われて、安政の大獄に奔走し「間部の青鬼」と呼ばれる話。
 ・隠居し鯖江の地に文化的な庭(今の西山公園)を造ったり、寺を保護した話 等


その後、遅れて登場された、青木美智男先生(前専修大学教授)からは、
「北前船の繁栄と北国の文化」というテーマで、


 ・越前海岸~敦賀までの間に、1000もの廻船主がいた
 ・その中で、特に河野村の右近家の廻船業としての繁栄
 ・彼らは各地の廻船問屋との取引をするベースとして、高い文化的教養を持っていた
 ・北前船の寄航する三国では、元遊女で、哥川という大変才能のある歌人も出た


などなど、高校時代は入試科目に「日本史」をとり、安政の大獄や、北前船など、
さんざん暗記をしたのですが、福井・鯖江のこれほど縁のある事項だったとは、
思ってもいませんでした。
なんとも、残念な気もしますし、振り返ってみて、高校での歴史教育って何だったのだろう、
なんても思います。それでも福井県は、秋田県とならび学力日本一の県、なんですね。。


帰りには、ザガットサーベイ2011にて、費用対効果NO1の「丸香」で、釜玉(かまたま)を、
食して帰りました。神保町には、ホント、安くてうまい店がたくさんあるなー。


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