伝統芸能を引き継ぐ子どもたち
夏の終わりの日、能楽教室で学んでいる子どもたちだけでの発表会が、
川崎能楽堂で開催されました。
一年くらい前から、観世流銕仙会(てっせんかい)の能楽師の先生のもと
お稽古を積んできた成果の発表です。
小学生4年生から高校生まで、前シテ、ワキ、ワキツレ、後シテと
分かれて演じました。
本物の装束、プロの方達のお囃子をバックに演じる「吉野天人」は
それは華やかで、幻想的な雰囲気に包まれていました。
能の装束はとても重くて、舞の動きはきっちり型が決まっていますが、
子どもたちは、満席のお客様の前でとてもきれいに舞を見せてくれました。
プログラムには子供能を卒業した先輩のコメントも寄せられており、
礼儀や所作を学んだことや、仲間達とのふれあいなど、楽しかった思い出などが
綴られて、大人になった彼らに影響を与えたことがうかがわれます。
将来、きっとこの子どもたちは能楽の経験を、鮮やかに思い出してくれるのではないかと思います。
そして伝統芸能の継承に係わってくれるのではないでしょうか?
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