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外国人と一緒に狂言を楽しんできました。

渋谷セルリアンタワー能楽堂で開催された「外国人のための狂言会」に行ってきました。


ユネスコ無形文化遺産に認定された日本の伝統芸能、能楽のなかの狂言を日本滞在のビジネスマン、その家族、留学生に英語で紹介しながら観賞するという舞台です。

狂言
ナビゲーターはご自身もバラエティー番組で現代狂言に参加されたり、この「外国人のための狂言会」も2回目で、狂言に深くかかわっているセイン・カミュさんです。


外国人のためですが、もちろん日本人の方も大勢いらっしゃいました。外国人の方はなんだかクリエイティヴ。もちろん見た目で判断してますけど。
ジョージ・ルーカスみたいな人や、ハリウッド俳優みたいな人、
ファッションデザイナーみたいな人等など。


初めにセインさんが狂言の歴史とか、能と狂言の関係などを英語で説明。(英語が得意でないので、聞き取れた単語でそんな内容かな~と想像ですが。)


その後、狂言の野村万蔵さんが登場!
「私は英語が話せません」と英語で狂言風な語りでつかみはOK!

それから万蔵さんがさらに狂言の楽しみ方や、面白い点などを日本語で
説明、それをセインさんが英語で通訳という形ですすめられました。


いよいよ狂言の舞台の始まりです。
演目は「伯母ヶ酒」と「蝸牛」
最初の「伯母ヶ酒」はところどころ、客席の端からセインさんが要点を英語で説明です。

「蝸牛」は全体の話の内容だけで、途中の説明はなしです。
この演目は細かい台詞がわからなくても、とても笑える内容で、
みんなクスクス、ゲラゲラ笑ってました。


最後は質問タイム、外国人は狂言に不思議なことがいっぱい。
日本人もたぶん同じようなことを聞きたかったに違いないと思わせる質問ばかり。

どうして、能と能との間に狂言を演じるのかとか、
能をわかりやすくコメディにしたのが狂言なのか、それとも初めから狂言として
存在したのかとか、足袋はなぜ黄色いのかとか。


伝統芸能に触れる機会の少ない日本人にもとてもわかりやすく楽しめました。


最後に全員での大声狂言笑いはとっても気持ちよかったです


セカンドアカデミーのクールジャパンアカデミーでも
外国人の方に日本文化を紹介する企画を準備中です。


能や狂言の講座はセカンドアカデミーでもたくさん紹介しています。
ぜひ、楽しくて、誇れる日本の文化遺産に触れてみてください!

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 ★能・狂言のすべて 無形文化遺産・能楽の美と歴史にせまる(芸術学舎)
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 ★名作能への誘い―能楽鑑賞―(昭和女子大学)
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 ★能の「仕舞」実技講座・初級編 ―身体能力を取り戻そう!―(鶴見大学)
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 ★映画とドラマのなかの能・狂言(武蔵野大学)
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