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慶應外語「【朝鮮語】たのしい韓国語(1)楽しく会話と文法を学ぶ」

初めてのオンライン講座体験

語学を学びはじめるきっかけは、人それぞれだと思いますが、私が韓国語を学ぼうと考えたのは、浅はかなもので、沢山の魅力ある韓国ドラマを字幕無しでみたいという理由からでした。
近年、夢中になって観た韓国ドラマは、IUさん主演の『ホテル・デルーナ』(호텔 델루나)
ヒョンビンさんとソン・イェジンさん共演の『愛の不時着』(사랑의 불시착)
ソ・イエジさん主演の『サイコだけど大丈夫』(사이코지만 괜찮아)
など、韓国ドラマの名作は枚挙にいとまがありません。
すっかり我が家は、韓流ドラマに魅入られ、おのずと夫婦で韓国語を習うことになりました。
新大久保の韓国語教室に通ってはいたのですが、やはりきちんと理論立てて言語を教えてくれる大学の語学講座を一度は受講したく、オンラインで気楽に受講できる慶應外語の『たのしい韓国語(1)楽しく会話と文法を学ぶ』を受講することにしました。

年配者で男性でもあり、また、オンライン受講は初めてだったので、少しドキドキしながらの受講でしたが、大学が用意してくれた”マイページ”から、ボタンのクリックだけでオンライン受講が出来るのはとても便利でした。
また、講師である徐 旼廷(ソ・ミンジョン)先生は、『愛の不時着』の主演女優であるソン・イェジさんと、同じ高校の同級生だったというので、偶然の出会いに俄然やる気が出ました!
一緒に受講した生徒さん達は、オンライン講座らしく遠方の方もいらっしゃったり、老若男女(私が一番年配だったと思います)様々でしたが、皆さん一様に優しく、明るく、とても楽しい一時を過ごすことが出来ました。



授業で活躍した教科書は、白水社の「楽しく学べる韓国語」でしたが、なんと!この教科書、実は回答集が無いのです。でも、授業を受けて、回答集が無い意味が解りました。なぜなら、授業で教科書の問題を解かされるのですが、先生からは、『じゃ、この回答は、敬語で言ってみましょう。』『この回答は、否定形で言ってみましょう。』などと、回答は沢山の応用を求められる内容で質問されるからです。
勿論、ミンジョン先生の授業は分かり易く、PowerPointの画面に映し出される教科書に、どんどん例文や語彙変化などを記入して行って下さるので、教科書いらずの授業で、集中して見て聞いていれば、先程の問題も簡単に答えられるものばかりでした。



私は、此度の慶應外語のオンライン講座を受講して、対面とは違い正面を向いて、画面(教科書)と先生の授業に集中できる環境や、沢山の生徒さん達全員と、画面越しですが面と向かって話せる楽しみを知りました。
今後も、オンラインでの語学講座の受講に挑戦していきたいと思います。


(文責:KOHH 50代・男性)


※今回受講の講座の紹介

http://www.second-academy.com/lecture/KOG10609.html


【受講体験レポート】
https://ssl.second-academy.com/second-academy/report2021/


鶴見大学「伝統の技を学ぶ(漆塗り体験) 根来塗りを学ぶ」

背景
 私は、機械式塗工技術の職歴にかかわり、60才で定年退職した。その後も古典的な印刷技術、塗布技術に興味を持っていた。まずは、古典的な印刷といえば、浮世絵である。江戸時代の浮世絵作品(安藤広重、葛飾北斎)を美術館で見て回った。現在も浮世絵の伝統を守っているあだち版画研究所を見つけて、版木彫りから年賀状作りを体験させてもらった。しかし、版木彫りは難しく、とても思うようには、できなかった。

 次は、塗布の無機材料に興味を持ち、日本の壁に使われている漆喰塗りを見つけた。都内に漆喰塗りを体験できる教室を見つけたところ、面白さの虜となり、家じゅうを漆喰で塗り、もう塗る場所が無くなってしまう始末であった。再び、振りだしに戻って、美術館めぐりを始めると、漆工芸作品が目に留まった。気に入った漆工芸品(棗など)には、なぜか人間国宝 松田権六の作品が多かった。


受講目的
日本工芸技術の習得
 プラスチック材料系塗布では、寿命は10年位であるが、漆塗りは、寿命100年から1000年と言われている。いまや、大量生産・大量消費の時代は終わり、個性や美術的魅力があって、永く使えるものが大事になってくる。そこで、漆塗りの技術を身につけたいと考えた。しかし、単に漆塗りを言っても、乾漆、象嵌、螺鈿、沈金、蒔絵、箔絵と多種に及び、何から始めてよいのか、初心者には皆目検討がつかない。日光東照宮の箔貼り職人は、ほとんど弟子を取らないともテレビで放送していたので、かなり、漆塗りは敷居が高いかもしれないなと思った。ところが、偶然に身近な鶴見大学生涯学習センターで漆塗りの4日間の体験講座を見つけたので、参加してみた。


受講してよかったこと
 まず、前回2019年に箔絵を受講し、今回2020年に、根来塗りを受講した。前回は、木皿に絵柄の枠を描き、漆を塗って、金箔を貼り付ける工程であった。絵柄のデザインセンスと金箔の貼り付け技術が必要である。私は、デザインセンスがないので、当日、総持寺境内の落ち葉を拾って、そのままなぞってみた。出来上がってみると、初回にしては、まあまあよくできたと思った。


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 今回の根来塗り講座は、黒漆の上に朱漆を塗ってから、磨いで、朱塗りの一部をはがす工程であった。根来塗りとは、上塗りの朱と下塗りの黒、この二色の漆がほどこされた木製の器物を言う。根来塗りのお椀などを生活の中で使って洗っているうちに、永い間に、自然に擦れて磨耗して模様がでてくるのが、根来塗りの味わいと色調である。


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根来塗の例(出典:日本の美術 (120) 至文堂 編)


 今回は、4日間の内の1日だけで自分で磨いて、模様を出してみるという手法だったので、試しにらせん状に磨いてみた。本来の根来塗りとは、ぜんぜん違うが、以下の写真のようなおもしろい作品が出来上がった。


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受講後の変化
 はるか遠く昔の存在であった漆工芸が身近になってきた。そこで、2020年1月に池袋の第37回日本伝統漆芸展に行ったところ、審査委員長に人間国宝 室瀬和美の名前があった。調べてみると、その師匠が人間国宝 松田権六であった。そして、今回の講座の室瀬先生とも名字が同じと気づいて、調べてみると、先生の父親でもあった。どこかで、繋がっているものである。また、実用品の漆器、美術工芸品、日本建築として、漆が使われており、いろいろなものに興味がわくようになった。今回、根来塗りに参加したことで、教科書にない、日本の史実にも触れることができるようになった。

 今回の講座には、根来寺の関係者も参加していたので、根来寺の話も聞くことができた。もともと根来寺は、高野山よりも大きな宗派で2700棟以上の寺の集合であったが、1585年に豊臣秀吉に全て焼き打ちにされ、元の根来寺は絶えてしまったとのこと。たまたま、漆塗りの中で、根来塗りが残っていたので、知りえたことであった。漆塗りは、1000年持つと同時に、その時代を映し出すものでもあるので、過去の作品を見ていくと、ほかにも隠れた史実が見つかるかもしれない。作品と一緒に、年代、作者、所有者、背景を探っていきたいと考えている。は、どんな作品と出会えるか楽しみである。


(文責:わぞう 60代・男性)


※今回受講の講座の紹介
http://www.second-academy.com/lecture/TRM13161.html


【受講体験レポートまだまだ募集中】
https://ssl.second-academy.com/second-academy/report2019/



上智大学「気候変動、生物の絶滅、私たちの生活」

私は大学生ですが、今の大学から他大学への編入学を考えています。編入学とは、その学校に在籍していなかった人が第2学年以上の学年に、他大学から入学することです。私は経営学部に所属していますが、入ってみてあまり自分の興味のある分野では無かったことに後悔していました。そんな中、教養の授業で学んだ環境問題について興味が湧き、環境系の学部への編入を決め、勉強を始めました。ですが、独学では難しく、あまり勉強が進みませんでした。そこで、環境問題に関する公開講座を受けてみようと思いました。セカンドアカデミーで検索し、見つけた講座がこの上智大学で行われた「気候変動、生物の絶滅、私たちの生活」でした。

上智大学


講座は全員で20名ほど受講しており、ご老人やサラリーマンの方など様々な方が受講していました。50代以上の方が多かった印象です。皆さん真剣に授業を受けており、頷きながら話を聞き、何かあればすぐ発言していました。授業後は必ず誰かが先生に声をかけ、環境問題についてお話されていました。


この講座は全部で4回あり、第1回は気候変動、第2回は消費活動(主にパーム油、スマートフォン、ファストファッションについて)、第3回は肉の問題、第4回は私たちができることや対策についてでした。環境問題というと、理系で測量、研究、化学物質といった印象がありましたが、この講座は私たちの活動がどのように環境に影響を与えているかに焦点を当てていました。私たちが日常的に行っている活動についてお話されていたので、とても分かりやすく、想像しやすい面白い授業でした。

衝撃を受けたり、興味深いと感じた箇所はたくさんありましたが、特に印象に残ったお話は、肉の消費が環境問題に影響を及ぼしているということです。畜産が気候変動に与える影響は、実は交通より大きく、早急に対策すべき問題です。この事実を私は全く知りませんでした。畜産のどのような事柄が環境問題の原因かというと、下記のようなことが挙げられます。

・牛が排出するメタン
・放牧地の拡大のための人為的火災
・大量の農薬使用
・糞尿による汚染
・飼育のための大量の穀物


そして、これらの背景には「工業畜産」があります。工業畜産の逆は伝統的畜産です。伝統的畜産は小規模で、人間が食べられない草を家畜が食べ、人間が食べられる食品に転換し、糞便は堆肥として使われる循環型の畜産方法です。このような畜産は環境への負担は少ないですが、値段が高くなってしまいます。より安い肉を作る、そのためには大規模で大量に効率重視の畜産方法が必要であり、生物に備わっているサイクルは無視された、非循環型の環境負荷が大きい工業畜産が行われるようになりました。つまり、人間のより良い生活を送りたいという欲求のために、畜産の環境問題が起きてしまったのです。


私はこの講座を受け、日々当たり前に送る生活や消費活動が環境問題に繋がっていることを映像や数値を通して目の当たりにし、自分が出来ることを探したくなったと同時に、もっと環境問題について学びたいと強く思いました。編入学のために受講しましたが、それ以上に学ぶことがたくさんあり、新たな知識や視野を身につけることが出来ました。何を目標、目的として環境問題を学ぶかも見えてきました。とても楽しく授業を受けることが出来ました。受講して本当に良かったです。


(文責:学生 20代・女性)


※今回受講の講座の紹介
http://www.second-academy.com/lecture/SOP16985.html


【受講体験レポートまだまだ募集中】
https://ssl.second-academy.com/second-academy/report2019/


文京学院大学「外国語学研究科で学ぶ英語コミュニケーション」

 約1年前に仕事をリタイアして時間ができたので、日本各地を旅行したが、何か物足らない思いをしていた時に出会ったのがネットの公開講座のサイトでみつけた文京学院大学の「外国語学研究科で学ぶ英語コミュニケーション」でした。


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 私は青年時代に6年間アメリカで過ごし、ふたつの大学を卒業し帰国してから外資系の会社でマーケティング関係の仕事をしていたのですが、実践的な英語をほとんど使う機会がなかったので、英語力が極端に落ちてしまっていました。ですから最初は、単に英語のリスニング力と、会話力強化の講座を探していたのですが、さまざまな英語講座を比較検討して、英語をコミュニケーション・ツールとして多角的に講義を展開していく文京学院大学の「外国語学研究科で学ぶ英語コミュニケーション」を最終的に選びました。
 この講座を選んだ理由として、下記の点をあげます。
①6人の多彩な経歴と実践力を持たれた講師たち。
②講義の内容が高度で大学院レベル
③会場が地下鉄南北線「東大前」のすぐ近く。
④受講料が6回で3,100円でとてもリーズナブルなこと。


 講義にはわれわれ社会人の受講生以外に大学院生数名が出席しており、単位取得と修士論文の為の講義でもあったようです。また私以外の約20名の社会人受講者たちもそれなりの博識な様子が、各講師との質疑応答の内容からうかがえました。
特に、第1回「英語で学ぶ国際マーケティング」の講義の中では、私がかって勤めていた会社の家電製品がスクリーンに現れ、個人的な意見を話す機会に恵まれました。また第3回「国際協力と英語コミュニケーション」の講義では、アジアの小数民族の貧しくて恵まれない現状の赤裸々な様子と、さまざまな自立支援のための活動報告が受講者に感嘆と共感をもたらし、講師の方の涙ぐましい努力と地道で絶え間ない活動に敬意を抱きました。第4回「原作と映画のコミュニケーション」では若い時に青山のシナリオ教室に通っていた経験をいかし「原作とテレビドラマでの脚色」について講義の後、詳しく話し合う時間をつくっていただきました。さらに第5回「トランプ大統領の英語」の講義では、歴代のアメリカ大統領の語彙力をグラフで紹介し、トランプ大統領の語彙力が一番低いことを示され、現在進行形でもある彼の知的能力の一部分を客観的に知ることができました。


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 結論として、どの講義も自分の今までの仕事と趣味の世界に大いに関係した内容だったので、毎回大きな期待をして講義に臨みました。講義の途中での質問や講義後の長い質問にも気軽に対応していただき期待を裏切らない充実した時間を過ごすことができました。
 まさに多彩で実践的な専門分野の講師陣による非常に有意義なカリキュラムでした。 そして驚いたことに第5回目の講義の冒頭には、大学の学院長がわざわざ挨拶され、この講座は21世紀を生きる国際的視野と広い学識を持つ専門職業人の育成を目指し、高度な英語力、コミュニケーションツールとしてのIT技能、そして専門的な知識の3つをバランスよく習得できるカリキュラムを編成していると話された。さらに、かっての社会人受講生が講座修了後、その時の講師の方と共同で翻訳の本を出版されたことを紹介されました。
 私の今後の決意として、それぞれの講師の方が力説されたように、単なる学問としての英語コミュニケーションではなく、実践的な英語力を身に着けて、社会に役立つための活動に結び付けたいと考えております。


(文責:旅人 60代・男性)


※今回受講の講座の紹介
http://www.second-academy.com/lecture/BNK13943.html

※文京学院大学(本郷キャンパス)で現在開講されている講座一覧
http://www.second-academy.com/lecture/cmpList/BNK_A.html


文教大学「江戸の町人社会 -持続可能な社会の実践者たち-」

 通勤バスの車内広告を見て驚いた。それは生涯学習講座の案内だった。江戸文化を教える講師の欄に、地理の研究者の名前を記していた。
 私は学生時代、地理学を専攻していた。だから、歴史学に対しては、親近感とともに近親憎悪のような感情も抱いている。今まで聞いた江戸時代の話はどれも、興味は湧くものの、どことなくリアリティーを感じられずにいた。文献をもとに時間軸に沿って研究する歴史学に対して、地理学は現場に赴いて現在の空間を研究する。地図と野帳を手に、野山や街中を歩きまわっていた学生時代、古文書を読み解く史学科の連中の論文は、時代小説と紙一重とも思っていた。
 地理の目で見ると、江戸時代という歴史上のスポットはどう映るのだろう。そんな興味がわき、受講することに決めた。


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Figure 1 教室の入り口。これから講義が始まる。


 講師となって教えてくれたのは、ダンディーな印象の先生だった。
「僕は地理が専門でして」
と前置きして、江戸時代の神田の地図を配った。
「パソコンを準備している間に、この地図のなかから、職人に由来する町名を丸で囲ってください」
と話した。地図を使っての作業から始まるところが、さすが地理の先生だ。
 江戸時代の神田の街には、「瀬戸物町」「蝋燭町」など、職人に由来する地名がたくさんあった。それは、江戸の町に、いかに細かく分業化された職人が暮らしていたかを示していた。
 その頃の職業がどれだけ細かく区分されていたかというと、例えば、扇子の紙を折るだけの職人がいたということでもわかる。紙を折ったら、ついでに骨に貼ればいいのに、と思うところだが、江戸っ子はそんな野暮なことはしないらしい。紙を骨に貼るのは、別の職人がいたのだ。


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Figure 2 江戸時代の神田の地図


 これらの職人と職人を結ぶ製造ラインが、問屋の手によって江戸の町に縦横に張り巡らされていた。それが、神田の地図で職人の町名として現れていたのだった。
 こういう分析の方法は、地理学ならではだ。東北の自動車部品が愛知県の組み立て工場に集められて、自動車が出来上がっていく。地理学ではそんなふうに調査する。それを、江戸の町で展開してくれた。
 そして、この分業化された職人の技が、文明開化を経て、現代の日本の製造業へとつながる、と講義では教えてくれた。
 工業だけではなく、江戸の農業も形を変えて、いまの都市農業として受け継がれているという。
 講義によれば、江戸の農業には、肥料にする糞尿という「商品」があったという。江戸の町の糞尿を集め、農村部に還元するシステムができていた。都市と農村で、農作物と肥料とが循環していた。現代では化学肥料が導入されたため、有機的な循環がなくなってしまった。その話を聞いたとき、「都市農業」という言葉が急に薄っぺらいものに感じてしまった。
 こんなふうにして、講義では現代と江戸時代とのつながりを意識させてくれた。江戸時代から形を変えて21世紀の今につながっているものがたくさんあること、そして、惜しくも受け継がれてこなかったものもまた山のようにあることを、教わった。
 もう一つ、この講義の面白かったところは、ビジュアル面である。講師の先生は、文献から探してきた江戸時代の本の挿絵を、スライドで次々に投影した。自ら着彩したものも少なくない。時代劇とはちがうリアリティーで、江戸の町が教室によみがえった。
 ほかにも、落語や判じ絵(絵ヒントクイズのようなもの)なども紹介してくれた。江戸の暮らしが、楽しみながら理解を深められた。


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Figure 3 江戸判じ絵の資料 イラストはすべて江戸の地名を示している。


 地理の目で江戸時代を見てみたら、150年の時間が実はつながっていることが分かった。アメリカや中国が、交通や通信、物流で海や空を超えて我が家の茶の間とつながっているように、江戸時代の工業も農業も町人文化も、今の世の中とつながっていた。
 3週間にわたった講義を終えたあと、江戸がぐんと身近に感じられるようになった。江戸時代が150年前の世界ではなくて、電車に乗って1時間ぐらいで着けそうな世界に感じられてきた。歴史を地理の目で見られたおかげだろう。


(文責:オフネスキーまるいち 50代・男性)


※今回受講の講座の紹介
http://www.second-academy.com/lecture/BUN11082.html

※文教大学生涯学習センター(湘南キャンパス)で現在開講されている講座一覧
http://www.second-academy.com/lecture/cmpList/BUN_B.html


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