2017年03月 アーカイブ


今さら聞けない「マインドフルネス」

こんにちは!
セカンドアカデミーです。

「マインドフルネス」という言葉を耳にしたことはありませんか?

Amazonで検索してみると、マインドフルネス関連本は426件上がってきます。(2017年3月現在)

マインドフルネスは、元々は、仏教から流れからきた言葉です。

医学・心理学の分野で使われるようになり、最近では、ビジネス分野でのリーダーシップ開発、人材開発の分野でも使われるようになりました。

現在「マインドフルネス」として使われている言葉を一言で説明すると

宗教的要素を除いたある心の状態

に行き着きます。

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マインドフルネスはどんな心の状態のことを指すの?

具体的に、マインドフルネス関連団体によって解釈が少々異なりますが、

・今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること

・ネガティブな感情もポジティブな感情も客観的にとらえている、または、味わっている状態であり、

・いま自分が行っている行動や頭の中にある思考、心にある感情を客観視しながら、受け入れている状態

こんな状態であるとイメージしてください。

私たちは、日々、頭の中に膨大な量の情報が入ってきて、その物事について意識する・しないに関わらず常に情報処理をし続けています。

そんな状態に晒され続けるのは、心にも身体にも良い状態であるとは言えません。

心をマインドフルネスの状態にする必要があるのです。



マインドフルネスの最大のメリット

マインドフルネスな状態になることで得られる最大のメリットは、

健康で幸福な人生を得られることです。

具体的に報告されている現象を挙げると、

<医療>
・患者の鬱病の再発防止
・医療従事者・患者のストレス軽減
・免疫力の向上
・高血圧の改善、血糖値やコレストロールの上昇抑制

<スポーツ>
・パフォーマンスの向上

<教育>
・集中力・記憶力の向上
・いじめや差別が減った

<日常生活>
・不安や怒りなどの感情が少しずつコントロールできるようになってくる


具体的に、何をすればマインドフルネスな状態になるのか?

マインドフルネスな状態になるためには、心の整え方を知り、実践することです。

色々な団体がマインドフルネスプログラムを提供しています。

代表的なものは、メディテーション(瞑想)です。

瞑想にも、食べる瞑想・歩く瞑想などさまざま瞑想があります。


ここでは、今日から、日常生活の中に取り入れることができるカンタンな方法をご紹介しましょう。

まずは一つのことに集中して、そこにずっと意識を留めておくということ。一番簡単なのは、鼻呼吸を意識的に行うこと。

呼吸をすると、鼻から色々な情報が入ってきますよね?例えば、においとか、風が冷たいとか。

また、耳からも、携帯が鳴っているとか。

そんな状態ですが、少し意識を集中してみましょう。

例えば、呼吸を数えることにだけ集中してみる。

人はかならず雑念が出てくるものです。けれども、「今は呼吸の時間だ」と戻す。

そうやって雑念と意識の集中を繰り返すと、段々と自分が意図した意識に集中できるようになってきます。

今日から実践してみてください。


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