豊島新聞リレーエッセイ 「ウェザーアロマテラピーのおすすめ」 市丸数馬
ウェザーアロマテラピーのおすすめ
未だ冬の扉が硬く閉ざされる、乾いた街中ではありますが、通りの角を曲がれば、甘く優しい蝋梅の人懐っこい香りと、よくすれ違うようになりました。
続いて、忘れられては困るとばかりに、沈丁花が春香を振り撒きながら盛んに散歩し始めます。
そんな香風が頬をかすめる時季になると、少しずつ冬の扉の向こうに、春の幻影が見え隠れするようになるのです。
また、この頃になると、どっかりと大陸に腰を下ろしていた寒気の岩が、東へとゴロゴロ転がり始め、日本付近を度々通過していくようになります。
寒気の岩が転がっていく三日程度は寒い日が続きますが、通過していった後の四日程度は寒さが緩みます。
いわゆる『三寒四温』です。
空も少しずつ騒がしくなる季節です。
そんな待ち遠しい春ですが、実は早い天気変化、急激な気温変化、さらには新生活における環境変化などにより、体調を崩しやすい季節でもあるのです。
免疫力低下による風邪気味症状、精神的ストレスなどを引き起こしがちなのです。
そんなお天気を原因とした様々な心身的不調を、同じ自然の力であるアロマテラピーでケアしてみませんか。
私はそんな“ウェザーアロマテラピー”をご提案しています。
市丸 数馬
(ウェザーアロマセラピスト・淑徳大学公開講座「アロマテラピー講座」担当)
→ 講師関連講座(2012年度秋冬期)
「アロマテラピー検定対策講座」
2013年1月31日(木)より開講中
(2013年02月21日)